古今和歌集592〜593番 紀友則 壬生忠岑 松平不昧正室落款 茶道掛軸古筆切傷や汚れあり

#元亀二年古今和歌集
■商品詳細
元亀2年（1571年）に書かれた「古今和歌集」自筆です。筆者は特定できませんでしたが、過去の所蔵者は署名や落款から下記の通りと判明しております。
(１)会津松平家２代藩主・保科正経（1647－1681年）
(２)出雲松江藩10代藩主・松平治郷（不昧公）正室・方子姫（1752年－1829年）
(３)仙台藩侍医・木村寿禎（1774－1834年）
出品した古筆切には、方子姫と木村寿禎の落款が押印されております。
（右上：木村寿禎、左下：方子姫）
古筆切は糊付け等されておりませんが、額縁に入れた状態で展示いただけます。また、将来的に額縁から取り外していただき、掛軸へ仕立てていただくことも可能です。
■寸法
（古筆）縦27cm、横7.5cm
（額縁）縦34cm、18.3cm
※額縁は木製、表面はガラスです。
■読み下し文
たゝみね
たきつせ（瀬）にね（根）さしとゝめぬ浮草のうきたる恋も我はするかな（和歌番号592）
とものり
宵ゝ（よひよひ）にぬ（脱）きて我ぬ（寝）るかり（狩）衣かけて思はぬ時のま（間）もなし（和歌番号593）
■現代語訳
壬生忠岑
川の急流では根無しの浮草が流れのまにまに漂っている。私がしているのは相手の心しだいの不安な恋。（和歌番号592）
紀友則
毎晩寝る時には私は着物を脱いでかけることにしている。あの人のことを心にかけて思う点では、昼夜を問わず、思わない瞬間もない。（和歌番号593）
■発送方法
「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」にて発送いたします。匿名配送となりますので、ご了承ください。
■その他
古筆は、ご使用の端末によって色合いが実物と異なって表示される場合がございます。
長期保管品となりますので、ご理解いただける方にお願いいたします。